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抜け毛があっても一定量の髪の毛が保たれているのは・・・

 

毎日、シャンプーするたびに、多量の抜け毛が手にまつわりついたり、排水溝に溜まったり、あるいは、ブラッシングのたびに、ブラシに絡みついたりと、このような多量の抜け毛を見るたびに、数年後には全部抜け落ちてツルツルのハゲ頭になるんじゃないかと不安を抱えている女性は結構いらっしゃるようです。

人の頭に生えている髪の毛は、平均で約10万本、少ない人は約6~7万本、多い人は13~14万本といわれています。

その中から、1日の抜け毛の平均は50~80本で、多い時は100本程度もあります。

それでも髪の毛が無くならないのは、次から次へと新しい髪の毛が誕生しているからです。

髪の毛1本は、頭皮の中に埋もれた毛根の一番奥にある毛球という部分で生まれます。

この毛球の中には、髪の製造工場といわれる大切な毛母細胞があり、ここで細胞分裂を繰り返して髪の毛1本が生まれ、そして、太く長い硬毛へとどんどん成長していき、やがて寿命が訪れて自然と抜け落ち、髪の毛1本の一生が終わります。

最初に生まれたばかりの髪の毛は、まだ産毛ですが、成長とともに軟毛になり、硬毛へと変わっていきますが、この期間は「成長期」になります。

成長期の期間は男性と女性で異なり、男性で平均3~5年、女性で4~6年です。

その後、毛球にある毛母細胞の活動が低下し、細胞分裂が停止すると「退行期」になり、最後は「休止期」になって自然に抜け落ちるタイミングを待っている状態になります。

このように髪の毛1本は、成長期(男性は約3~5年、女性は約4~6年)→退行期(2~3週間)→休止期(2~3ヶ月)というヘアサイクルを経て一生が終わります。

そして、抜け落ちた毛根から、また新しい髪の毛が生えてくるというヘアサイクルを何度も繰り返されるので、1日に100本近い抜け毛があっても、ツルツルのハゲ頭になることなく、一定量の髪の毛が保たれているわけです。

しかし、何らかの原因で、あきらかに100本以上の抜け毛があると感じたら要注意です。

花蘭咲

急に多量の抜け毛が発生した時は、ヘアサイクルの乱れから成長期が短くなり、十分に成長しきれない細い髪の毛が休止期に入り、抜け落ちてしまうというケースです。

本来、成長期にある髪の毛は、全体の約90%といわれていますが、ヘアサイクルが乱れて休止期に存在する髪の毛の割合が増えると、多量の抜け毛が発生し、薄毛の状態になります。

そして、多量の抜け毛や薄毛を改善するには、いかにヘアサイクルを正常に戻すかということがポイントで、そのためには、どうしてヘアサイクルが乱れたのかを見極めることが必要です。